28歳、転職、再上京
久しくブログを休み。。。このまま記録を残そうと思っていただけだしやめてしまおうと思ってましたが、取り敢えず何か書きたいなあと思い、再開です。
チェゲバラも28歳の時に大きな転機を迎えていたわけで。
キューバの英雄と比べるなって話ですよね。うん。
約5カ月間の間に大きな決断と環境の変化がありました。
まず、9月で実家で働いていた職場を退職する事は決まっていたことでした。
ここて私には選択肢が2つ。
1つめは、このまま実家暮らしでぬくぬくと別な仕事に就く。
2つめは、また東京に再上京し、新しい仕事に就く。
2年前は東京の出版業界で出版不況にあおられながら将来の不安と体調の変化、
足場が崩れていく感覚に耐え切れず実家に戻って来てしまいました。
あの時、私は弱かったのだと今なら思う。
でも、そのまま東京に居続けることの意味も、働く意味もよく分からなくなっていた。
逃げ帰るように実家で暮らした自分に、茨城の人たちと自然は優しかった。
2年間温かい職場に恵まれたことは幸運だったと思う。
ただ、自分の中で「2年前に逃げた自分」がずっと心のどこかに影を落としていて、
もう一回東京で生活し、働こうと決めました。
この決断は周囲をがっかりさせたけど、決めたからにはもう戻れないなと腹をくくるしかない。
7月から転職活動始めて、仕事終わりに東京へ面接に向かう日々が続いて、
ようやく決まったのが9月の末。ぎりぎり。
28歳で女で周りからは転職より婚活しろとか、公務員試験受けろとか色々言われたけど、
自分でもこの決断が良いかどうか分からないけど取り敢えず進むしかない。
幸い、東京には大学時代の友人がいて
1週間で引っ越したこの部屋はすこしさむいけど広くて気に入っている。
もし、再上京に迷っている人がいたら、行動すればなんとかなる。とは言えます。
良かったかどうかはまだ分からない。
ただ、東京で働くことはやはりスピードが速く、流されそう。
今は辛くても良くなると信じよう。
チェゲバラも28歳の時に大きな転機を迎えていたわけで。
キューバの英雄と比べるなって話ですよね。うん。
約5カ月間の間に大きな決断と環境の変化がありました。
まず、9月で実家で働いていた職場を退職する事は決まっていたことでした。
ここて私には選択肢が2つ。
1つめは、このまま実家暮らしでぬくぬくと別な仕事に就く。
2つめは、また東京に再上京し、新しい仕事に就く。
2年前は東京の出版業界で出版不況にあおられながら将来の不安と体調の変化、
足場が崩れていく感覚に耐え切れず実家に戻って来てしまいました。
あの時、私は弱かったのだと今なら思う。
でも、そのまま東京に居続けることの意味も、働く意味もよく分からなくなっていた。
逃げ帰るように実家で暮らした自分に、茨城の人たちと自然は優しかった。
2年間温かい職場に恵まれたことは幸運だったと思う。
ただ、自分の中で「2年前に逃げた自分」がずっと心のどこかに影を落としていて、
もう一回東京で生活し、働こうと決めました。
この決断は周囲をがっかりさせたけど、決めたからにはもう戻れないなと腹をくくるしかない。
7月から転職活動始めて、仕事終わりに東京へ面接に向かう日々が続いて、
ようやく決まったのが9月の末。ぎりぎり。
28歳で女で周りからは転職より婚活しろとか、公務員試験受けろとか色々言われたけど、
自分でもこの決断が良いかどうか分からないけど取り敢えず進むしかない。
幸い、東京には大学時代の友人がいて
1週間で引っ越したこの部屋はすこしさむいけど広くて気に入っている。
もし、再上京に迷っている人がいたら、行動すればなんとかなる。とは言えます。
良かったかどうかはまだ分からない。
ただ、東京で働くことはやはりスピードが速く、流されそう。
今は辛くても良くなると信じよう。
水戸 純喫茶『トロピカル』の昼下がり
もう7月も後半に差し掛かってしまいました。暑い。
ここ一カ月で甥っ子ができたり、祖母が亡くなってしまったりと、
なんとなく人の生死について考えるような機会がありました。
生まれたばかりの甥っ子の顔を見ていると可愛らしくて、子供苦手な自分の中にも母性というものがあったのかと不思議な気持ちです。
さて、やっと落ち着いてきたので以前から気になっていたレトロな喫茶店その名も『トロピカル』でランチをしてきました。
店内はジャズが流れていて、本棚にはあずみ、島耕作などの漫画もあり。。。
これがまさに純喫茶だと確信しました。
そして写真上は王道ナポリタン下はたらこスパ。
私はこのたらこスパを気に入ってしまい、また食べに行きたくなる味でした。
付け合わせのレモンをかけるとおいしくなるのはなんでだろう。
そして何よりメニューの中で異彩を放つ。。。『ワカメスパゲティ』。
次回こそチャレンジしたい一品です。
◇■店舗情報■◇
トロピカル
〒310-0021 茨城県水戸市南町1丁目3−3
笠間の家 ―伊東豊雄の建築、里中英人のアトリエ―
先週、笠間の家に遊びに行ってきました。
元々陶芸家里中英人氏のアトリエとして設計されて
現在は、ギャラリー兼カフェ兼レンタルスペースのような使い方をしているみたいです。
室内は天井が高く、自然光が差し込むゆったりした空間。
せっかくなのでコーヒーとシフォンケーキをいただきました。
(天気が良い日はサンドイッチがあれば最高だなあ)
私以外に誰もいなかったのでついのんびり過ごしてしまった。。。
BGMが蓮沼執太、ノラジョーンズと選曲が自分好みすぎて、ふつうに音楽聞きに行きたい。
次は小説片手に。
1Fはアトリエで焼成室があるということで見学させてもらう。
なるほど、とある陶芸家の方が作品を鋭意制作中でした。描きかけの絵、ギター、シンセサイザーとご本人不在の中、人の部屋をのぞいているような気持ちでドキドキする。
良い作品が仕上がることを祈ります。お邪魔しました。
笠間の家の利用方法につきましてはこちらをご参考に。
企画展 『ベン・シャーン展』@茨城県近代美術館
行ってきました。
この展示を見るまでまったくもって知らなかった画家。
20世紀における貧困や人種差別など、理不尽な社会の中でひたむきに生きる人々をテーマに扱った作品が多い。
特に印象に残ったのは『ラッキードラゴン』シリーズ。第五福竜丸事件(1954年にビキニ環礁でアメリカ軍が行った水爆実験。通りかかった第五福竜丸が被ばくした)によって亡くなった船長の生前の様子から、亡くなった後の妻の姿、墓石。
その一連のドローイングは鑑賞する者の頭の中でその悲しみや怒りを補完させるには十分である。
ベン・シャーンは人として、社会として本質的に正しいものを信じていた。
そして、時には「悪」を憎しみと冷徹な線で表現した。
決して明るい作品たちとは言えないけど、「自分はどうなんだ?」と問いかけられているような、考えさせられる展示でした。
そして、なななんと。
6月12日(金)午後2時~
横尾忠則氏によるギャラリートークが予定されているとの事。
平日ではありますが、行ける方は必見です。
あー行きたい。
映画 『駆け込み女と駆け出し男』 べったべっただんだん
時は天保。
縁切寺である鎌倉の東慶寺に離縁を求めて駆け込む女たち。
御用宿に身を寄せ、聞き取りを任された見習い医者で戯作者を夢見る主人公、信次郎。
駆け込むワケあり女たちの想いや覚悟を受け止めながら、救っていく―
さっそく公開翌日に観に行ってきました。
今回は全然前評判とか見ずに、井上ひさし原作の『東慶寺花だより』でピンときて、
「これは面白い映画の匂いだ・・・!」と。
約140分と長編ですが、いやいや観終わった後のなんとも気持ちの良い終わり方。
江戸言葉の独特な言い回しや表現がやや難しくて聞き取れない部分がありつつも、
日本語の美しさを改めて感じました。
時代物って観る機会はほとんどないけれど、この映画は雰囲気が少し現代劇も混ざっている感じでとっつきやすい
大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかりから樹木希林、山崎努・・・キャスティングが絶妙でした。
見所は東慶寺の美しい風景と、大泉洋と戸田恵梨香の序盤のやりとり。
顔に火ぶくれを負ったじょご(戸田恵梨香)に信次郎(大泉洋)が
「これだけの傷を負うという事は、あなたは我慢強い」というシーン。
このシーンで大体の女性は大泉洋信次郎に胸キュンしてしまうと予想されますので
要注目してください。
『素敵』とは、素晴らしくて適わないことをいうそうで。
フフッと笑えてじんわり泣ける素敵な映画です。
飾りたい器
GWに笠間の陶まつりに行って購入してきました。
年々規模が大きくなってきているのは気のせいだろうか。。。
県外の人たちがほとんどな気もする。
確かに食べ物もお酒も沢山あってフェス感満載。私はもくもくと朴葉ピザを食べながら
速足で目当ての作家さんをぐるり。
結局買ったのは目当ての作家さんではなく、若手作家の長屋彩子さんの作品。
小さな草花を活けられる花器や、主張しすぎない素朴な色合いの器が特徴的でした。
陶まつりならではのお値段で購入。
下の一輪挿しは少し銅っぽい感じで一目ぼれしてしまったもの。
発想が女性らしく、どことなく作品は男性的な部分もあって
もっといろんな器を見てみたいと思う作家さん。
今後のご活躍に期待を込めて。
映画 『ONCE ダブリンの街角で』
4月ももう最終日になってしまった。
先月から私事で色々と変化が起こり、人生とはほんとに予測のつかないことの連続なんだなと実感した次第です。
28歳。思いっきり失恋しました。
恋愛体質ではない自分が、初めて自分の気持ちに正直になって行動した。
駆け引きなんてできないし、しようとも思えなかった。
恋人だった期間は短かったけれども、ちゃんと自分なりに向き合って、
お互いの自由を尊重して別れたので不思議と後悔はない。泣いたけど。
ただ、自分を出せない恋愛はやはり苦しいものなのだ。
こういう時、哲学者の言葉をひっぱりだして言い聞かせる。
―では、どうしたらいいのか?
自分しだいでなんとかなるものには、
しっかりと向き合うことだ。
そしてそれ以外のものは、ただ、あるがままを受け入れるのだ。
(エピクテトス)
さて、失恋の時は第六感が働くよう。
連休前にTSUTAYAを物色していたら何だか気になって借りたDVD。
『ONCE ダブリンの街角で』
その歌声に惹かれある女(ヒロイン)から声をかけられる。音楽を通じて、次第にお互いの事を理解していく二人。ダブリンという町で刹那的に出会い、それぞれの道を歩んでいく
なんというタイミングで観てしまったのか。
この、主人公であるグレン・ハンザードは恋人にフラれ、ずるずる引きずっている男で。
その曲も失恋の歌詞ばかり。
自分と重ね合わせるには重すぎるくらいの未練を抱えている。
でもそんな悲しい歌詞も、アイルランドの空気を含んだ音楽で優しく感じられた。
グレンの歌いっぷりがほんとに心にぐっとささって胸が苦しくなる。感動。
全体的に大きな展開とかなくて、テンションは一定に保たれている。
序破急でいったら、序のままなのかもしれない。
しかしこの映画はこれからの始まりを暗示させてくれる終わり方だ。
今私が求めているのは、少し意識を前に向けてボートを漕ぎだすような力である。
山口晃展 『前に下がる 下を仰ぐ』
春です。
現在芸術館にて開催中の山口晃展へ行ってまいりました。
土曜日の昼過ぎで結構な混み具合。
前が詰まるほどではなかったのでゆっくり鑑賞することに。
毎回水戸芸の導線の作り方は工夫が凝らされていて面白い。今回も凝った仕掛けを用意していた。
行ってからのお楽しみ・・・
ではあるが、見に来た人たちをいい意味で「くだけさせる」会場づくり
静かに厳粛に観たいんだ!って言う方には残念かもしれないが、空間も含めて鑑賞するとより楽しめるのかなと思う。
面白かったのが山口氏本人直筆の『紙ツイッター』という作品。
ノートをツイッターに見立て、日々のつぶやきがつらつらと並べられている。
時間の経過ごとにツイッターに振り回されていく心情がクスッと笑える。
同時に作家自身の内面を見てしまうとあの繊細でダイナミックな作品とのギャップに驚いてしまう。。いい意味で。笑
そしてお待ちかね?『無残ノ介』、『続・無残ノ介』の部屋。
直線に伸びた廊下の壁一面に無残ノ介の物語が展示されている。
外国の観光客の団体がひたすら『Cool!!Very peaceful!』と
興奮気味で食い入るように見ていました。
確かに。
内容に若干不条理な部分もありますが(笑)、
絵と文字の圧倒的な存在感で無残ノ介ワールドに惹きこまれて
うーん、ちょっと感動してしまった。
絶対美術に興味のない方でも楽しめる展示なので、
時間を十分取って見られることをおすすめします
****************************************
『山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ』
会場
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開催日
2015年2月21日[土]~ 2015年5月17日[日]
開館時間
9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)
休館日
月曜日 ※ただし5月4日(月・祝)は開館
本 赤坂真理 『ヴァイブレータ』新装版
2月。とうとうなりたくなかった28歳になってしまった。。。
日経WOMAN等の雑誌を読みながら、28歳の貯金額が500万超えていたり、朝起きたらバナナアボガドスムージーを飲み、ランチはテラス席でガレット・・・という素敵女子を空想してたけど全然そんな現実は起こり得ることはなく。
小さな変化を積み重ねていくことしかないんだなと自覚した次第です。
さて、先日久しぶりに代官山蔦屋書店に行ってきました。
相変わらず賑わっていて、珍しい本が沢山あって文化基地として機能している。
初め探していた本が見当たらなくてうろうろしていたら。この本が目についた。
ずっと前に映画を見て凄く感動して原作読もうとおもったら絶版で。
なんて運命的なんだ。
いつの間にか新装版出てたなんて、本屋行かなかったら気づかなかった。
原作読んだら、映画は細かな部分まで忠実に描かれていたんだと驚いた。
でもやっぱりこの小説は『言葉』の力がつよい。人の野生とか本能をくすぐる。
一番好きなシーンは映画も小説も変わらないのだけれど、ホテルで主人公をお風呂にいれてあげるシーン。
この人が優しいのは感情でなくて本能だよ感情がなくても優しくする、柔らかいものには優しくさわる
それから何度も沈むことを試みた。岡部は何度もあたしを引き上げ、首を横に振った。あたしは目を伏せ見ないようにする。
沈めて。
この文章と映画で見た映像が交わって泣きそうになる。
女性が普遍的に求めているものは岡部に投影されている気がしてならない。
映画もお勧めです。
映画 『滝を見に行く』 おばちゃんサバイバー
『滝を見に行く』
新宿武蔵野館で観てきました。今日(1月10日~)からは新宿シネマートで上映開始ですね。
ほぼ日の記事を見て面白そうだと思って出かけました。
滝を見に行くツアーに参加した7人のおばちゃんたち。
ひょんなことから山で迷子になり、野宿をすることに。。。
この映画の見所はほぼ素人の方を使っているところ。
其々が色々な趣味や特技を持ち合わせて遭難を乗り越えていくところが面白かった。
映画観ているって感覚よりちょっとドキュメンタリーに近い感覚。
おかしみって人の予想できない素の部分にあると思う。
無意識の造作にその人の個性が表れてくるんだなと。
根岸さん(写真の右から2番目)大人しそうに見えて7人の中で1番根性座っている。
「根岸さん、タダ者じゃないわね」と言われるほどに。
家帰ってゴロゴロしている母親を見て。
なぜか大学のインカレバスケを見ながら
「今、急に3点入っちゃったんだけど、故障かな?」
と3ポイントシュートを知らずに見てて
おばちゃんという生き物は観察していると本当に面白い。
『南国料理人』の沖田修一監督という事であのゆるさが好きな人は好みの映画だと思います。
映画 『天才スピヴェット』 不器用な家族の愛し方がいとおしい
あけましておめでとうございます。
去年は実家に戻って来て、1年間どう過ごそうと思ったときに、ブログに日々の感じたことを記録しておきたいと思って始めた訳です。自己満ですが。。
今年の目標はもう少し読みたい本と、観たい映画を観てアウトプットする。あと陶芸もやる!という事で更新頑張ります。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
天才スピヴェット
先日駆け込みで都内の銀座シネスイッチにて観てきました。
都内は11月から封切だったので、年末で終わってしまったところが多いみたいですが。。
なんと、わが地元、茨城で2月に上映予定ということで、また観る機会ができてうれしい。
主人公スピヴェットは、モンタナ州の牧場で、カウボーイの父、昆虫研究家の母、女優を夢見る姉、根っからカウボーイで父自慢の双子の弟と一緒に暮らしていた。
ある日自分の考案した発明品が権威ある賞をもらい、スピヴェットは授賞式に出席するために一人でアメリカ横断の旅にでる。しかし、その旅には深い理由が。。。
アメリは観ていないのですが、ジャン・ピエール=ジュネ監督の新作ということで。
3Dを使ってのコミカルな演出や、旅の中で出会う美しい自然をダイナミックに魅せていました。
科学的な説明を画で表現することで、シュールさが生まれて面白かった。
この監督の持ち味なんだろうか。。。アメリも今更感ハンパないけれど観てみよう。
さて、率直な感想としては、主役のカイル・キャトレット君ありきの映画でした!
彼の純真と聡明さが表情の中に臆病さも見え隠れして、素晴らしい演技。
旅の道中、トレーラーハウスの中で初めて食べるホットドッグ、
一人で食べて眠る姿に涙が。
特に印象的だったのが、
お母さんの日記帳を読んで孤独の中で近すぎで分からなかった愛情に気づくシーン。
スピヴェットが受賞後、お母さんと再会した後に
「子供がいなくなって正気でいられる親なんていない」というような事を言っていて
救われた気持ちになった。
ぜひ、3Dで観てみてください。
漫画 『3月のライオン』 10巻
![]() 3月のライオン 10巻 |
いつのまにやら発売していて、慌てて読みました。
久しぶりに絵でも描こうと零ちゃんを。
10巻は話が大きく動いて、川本家の暗い部分がとうとう明るみに出た。
一人で孤独の中を戦ってきた零がやっと『川本家』という自分が頼ったり頼られる居場所を見つけた。
それでも学校では、相変わらず先生と屋上で昼ご飯を食べる零。
クラスの仲間たちと打ち解けて一緒にランチタイムという展開にしないところが、
現実的な表現だなと思う。
人はそんなに劇的には変われないし、根っこは揺るがない。
ただ自分も気づかないうちに少しだけ変わっているー
自分も一人を強く感じたことがあるから、共感しながら毎回読んでしまう。
この主人公ほど努力家でもないし、強くもないけど
前よりは他人に対して関わって行こうという気持ちが生まれてきたなあとふと思う。
あと、サブストーリーなのか、幸田妻の話がすごく心に残った。
自分も愛したかったけど、なんでうまく愛せないのか。
自分の子供はなぜこんな風に育ってくれなかったのか。
幸田妻の複雑な葛藤をモノローグでぐいぐい読ませる。
漫画なのか小説なのか錯覚するほど。
やっぱり羽海野チカという漫画家はモンスターである。
映画『紙の月』 これは女が怖いと思うための映画ではない。
11月はバタバタと過ぎていきました。
沢山インプットするものはあって、アウトプットができてない感じです。
さて、公開して2週間ほど経ったでしょうか『紙の月』
あらすじは、どこにでもいるような主婦(子供いない・銀行の契約社員)が、
大学生の青年と恋に落ち、横領事件を引き起こす・・・といった内容。
宮沢りえの時点でちょっと主婦の雰囲気は厳しいかなと思ったんですが、
子供のいない2人暮らしの夫婦という設定だと案外しっくりきた。
何はともあれ、バレるのが分かっている映画って心臓に悪い。
自分は正真正銘のビビリなので、耐え切れず、途中で帰りたくなってしまう。
ただ後半、小林聡美演ずる隅より子(銀行のベテラン職員)の存在がカギとなって、観客に唯一救いを与えてくれる。
銀行の金に手を付けていると気づいた隅は、主人公に何とか大事になる前にこっちの世界(日常)へ戻そうとする。
その時にはもう把握できないほどの金額を横領していた主人公。
『紙の月』を観ていて率直に思ったのは、女はやっぱり怖いとかそういう事より、
純粋な人が強烈な意思を持った時の恐ろしさだ。
―困っている人のためにお金を使う―
立派な大義である、しかしその理想を実現したいがために、主人公は他人のお金に手をつける。
私は最後まで観て、きっと主人公は横領したことについて「悪いこと」とは認識しているが、「罪悪感」はもっていないだろうと感じた。
なぜなら彼女の大義の方がずっとずっと彼女にとって大事なことで善いことだから。
ちょっと私の感想はこの映画のテーマと外れてしまっている気がしますが、
もう一回見に行って違う視点から考察してみるのも面白そうです。
ひとり旅、27歳、女子。 鹿児島にて③
ひとり旅の良い所は、自由に行き先を決められること、どうやって目的の場所に行くか選べることだと思う。
今回は、車を選んでよかった。
自分の運転は不安だったが、鹿児島の道はよく整備されているし、市内を除けば赤信号が少なく感じた。
春山町のNuffから鹿児島ICへ向かい栗野ICで降りる。
Nuffから大体2時間程運転し、霧島アートの森に着いたのは15時頃。
さっそく草間彌生『シャングリラの華』がお出迎え。
| 草間彌生『シャングリラの華』 |
| 霧島アートの森 |
楽しみにしていた展示『横尾忠則の地底旅行』。
しかし、慣れない長時間の運転と早起きでヘトヘト。
館内のカフェテリアでコーヒーを飲む。
疲れた体に、コーヒーが染み渡る。
ここのコーヒーがなんだかすごく美味しくて、
疲れているからなのか、コーヒー豆なのか、店員さんの淹れ方が上手なのか。。。
どちらにしても、ありがたかった。
回復して、展示を鑑賞する。
横尾忠則はグラフィックデザインのイメージが強かったけど、芸術作品として改めてみるとその独特な色使いからエネルギーの強さを感じる。
そして何といっても構図が、すごい。ストーリーを表現するためのものなのか、枠の外までその絵の世界を想像できる。
一番心惹かれたのは、Y字路シリーズ。
チラシの作品『如何に生きるか』が突き刺さってくる感じだった。
ここ数年の自分の心理状況と観る作品がリンクするからかもしれない。
この日は、霧島温泉郷さくらさくら温泉へ泊まることに。
4日目 霧島→帰路
前日に泊まった、さくらさくら温泉の湯は湯の華が咲いて気持ちよかった。
本当に肌がしっとりしているので驚いた。アトピー気味な自分の肌もツルツルに。
最終日ということもあり、早めにチェックアウトして霧島神宮に向かう。
9時前だったので鳥居前のお店はほとんど閉まっていて静かだった。
蒸氣屋さんが開いていたので、覗いてみると焼きどーなつのいい匂い。
朝ごはん食べていなかったので、焼き立てを一つ買って頬張る。
甘くなくて、ふわふわで美味しい。しあわせ。
境内に行くと、団体客が既に参拝していて賑わっていた。
周りが緑に覆われていて、中央には豪華な社。心が落ち着く。
向かって右側には樹齢800年のご神木。パワースポットらしく、皆手を翳したり、祈ったりしていた。私も、無意味に周りをぐるぐる。
少しは、パワーをいただけただろうか。
締めにおみくじを引き、記念に御朱印帳を買い、御朱印を押してもらった。
![]() |
| 恋みくじ |
![]() 霧島神宮オリジナル御朱印帳 |
![]() |
| 御朱印 |
ひとり旅、27歳、女子。 鹿児島にて②
つづき。
3日目 指宿→知覧→春山町→霧島
昨日までなんだかのんびりしてた為、周りたい所が全然周れていないじゃんか!
と遅ればせながらに気づいた自分。
朝は早めに起きて、出発することに。
しかし、怠い。旅行だというのに。
原因は分かっている。
初日に泊まったホテルの漫画貸出サービスで『BASARA』を明け方まで読んだ。
(内容もちょうど九州、鹿児島あたりを舞台に描いている)
なんというトラップ。。。まあ、ひとり旅の醍醐味ということでよしとしよう。
今日のメインは霧島アートの森。
宿のご主人に行き方を相談すると、指宿から、開聞岳と長崎鼻を望む道があると教えてくれた。
『知覧には絶対に行ったほうがいいよ』
と言われ、急きょ知覧特攻平和会館に立ち寄ることに決めた。
正直な気持ち、気が進まなかった。
ひめゆりの塔や広島の原爆ドームも行ったことはあるけれど、内容の悲惨さに
立っていられなくなってしまった。
目を背けてはいけないと思うけど、やっぱり怖い。
でも今回は、何となく見て帰らないといけない気がした。
それは、おじいちゃんの弟が特攻隊で亡くなっているから、もしかしたらここに名前が刻まれているかもしれないと。
感想。
行ってよかったと思う。想像と現実は違う。実際目にしてみないと、本当のことなんて分からないんだ。
探していた名前はなかったけど、特攻隊の方々の手紙には私たちが忘れていけない、美しい精神や慈愛があった。
ただ、やっぱり戦争は人の未来を破壊してしまう行為なんだと改めて考えさせられた。
3日目 指宿→知覧→春山町→霧島
昨日までなんだかのんびりしてた為、周りたい所が全然周れていないじゃんか!
と遅ればせながらに気づいた自分。
朝は早めに起きて、出発することに。
しかし、怠い。旅行だというのに。
原因は分かっている。
初日に泊まったホテルの漫画貸出サービスで『BASARA』を明け方まで読んだ。
(内容もちょうど九州、鹿児島あたりを舞台に描いている)
なんというトラップ。。。まあ、ひとり旅の醍醐味ということでよしとしよう。
今日のメインは霧島アートの森。
宿のご主人に行き方を相談すると、指宿から、開聞岳と長崎鼻を望む道があると教えてくれた。
『知覧には絶対に行ったほうがいいよ』
と言われ、急きょ知覧特攻平和会館に立ち寄ることに決めた。
正直な気持ち、気が進まなかった。
ひめゆりの塔や広島の原爆ドームも行ったことはあるけれど、内容の悲惨さに
立っていられなくなってしまった。
目を背けてはいけないと思うけど、やっぱり怖い。
でも今回は、何となく見て帰らないといけない気がした。
それは、おじいちゃんの弟が特攻隊で亡くなっているから、もしかしたらここに名前が刻まれているかもしれないと。
感想。
行ってよかったと思う。想像と現実は違う。実際目にしてみないと、本当のことなんて分からないんだ。
探していた名前はなかったけど、特攻隊の方々の手紙には私たちが忘れていけない、美しい精神や慈愛があった。
ただ、やっぱり戦争は人の未来を破壊してしまう行為なんだと改めて考えさせられた。
![]() |
| NuffCraft |
知覧を後にして、春山町のNuffへ向かう。
店内は広くて、鹿児島の伝統工芸品や、アウトドアグッズなどライフスタイルの提案をコンセプトに品揃えしている。
置いてあるものはバラエティに富んでいて見てても飽きない。
手仕事系のものが好きなら尚更だ。
ふと目に入って一目ぼれした櫛。旅の記念に購入。
木箱に入れてくれるので何か嬉しい。サイズはSとM。目が粗いものと細いものがある。
※ちなみに↓はSで目が粗いもの。
![]() |
| 薩摩つげ櫛 |
お昼はNuffの隣にあるカフェ『MATHERubaCafe』にて。
ここの、チキンバーガーが、非常に美味でした。
高台にあるので、景色を眺めながらゆっくり。
![]() |
| 出水鶏のチキンバーガー |
(⇒③へ続く)
ひとり旅、27歳、女子。 鹿児島にて①
表題の通り、ひとり旅に行ってきました。
ちょうど大学生のハタチ頃に初めて一人で行ったのが京都だった。
それから毎年恒例のイベントになってきて行かないと年が越せねえ!と
そんなこんなで7年目はどこに行こうか、
「そうだ、鹿児島に行こう。」
・・・という事で3泊4日の旅に出ました。
今回使ったのはジェットスターの宿泊パック
成田発往復チケット+1泊付しめて2万円なり。
1日目 夕方着→天文館へ
小腹が減ったので豚とろラーメンを食す。
これが本当に美味しかった!今まで食べたラーメンで一番好きだ。
上にのってる焦がしねぎ?とチャーシューが絶品。
いつもスープ飲まないけどつい飲んでしまった。ごちそうさまです。
2日目 桜島→指宿温泉
今回、南薩摩をドライブしたい欲求に駆られレンタカーを借りました。
去年までペーパーだったけど、ここ1年で少しは乗れるようになったから
チャレンジしてみることに。
桜島、日中は日差しが強く、気温も上がってきたので全然動けず。
9時ごろ向かったけど周辺を散策して戻る。
ゆっくり走ったり、自転車に乗って一周したら気持ちよさそう。
午後、レンタカーを借りて鹿児島市内から指宿市方面へ。
ちょうど大学生のハタチ頃に初めて一人で行ったのが京都だった。
それから毎年恒例のイベントになってきて行かないと年が越せねえ!と
そんなこんなで7年目はどこに行こうか、
「そうだ、鹿児島に行こう。」
・・・という事で3泊4日の旅に出ました。
今回使ったのはジェットスターの宿泊パック
成田発往復チケット+1泊付しめて2万円なり。
1日目 夕方着→天文館へ
![]() |
| 豚とろラーメン天文館本店 |
小腹が減ったので豚とろラーメンを食す。
これが本当に美味しかった!今まで食べたラーメンで一番好きだ。
上にのってる焦がしねぎ?とチャーシューが絶品。
いつもスープ飲まないけどつい飲んでしまった。ごちそうさまです。
2日目 桜島→指宿温泉
今回、南薩摩をドライブしたい欲求に駆られレンタカーを借りました。
去年までペーパーだったけど、ここ1年で少しは乗れるようになったから
チャレンジしてみることに。
桜島、日中は日差しが強く、気温も上がってきたので全然動けず。
9時ごろ向かったけど周辺を散策して戻る。
ゆっくり走ったり、自転車に乗って一周したら気持ちよさそう。
| 桜島 |
鹿児島は道が広くて走りやすい。国道沿いをずーっと真っ直ぐ南下。
せっかくiPodに曲仕込んできたけど、オーディオとのつなぎ方が分からず、
結局、カーラジオで我慢。。
少し寄り道しながら2時間ほどで指宿到着。
念願の砂むし。ドキドキ。
平日なのに観光客で賑わう。一人なので隅っこの方に案内してもらい。
砂に埋めらるる。
熱いと聞いてたけどぬるくてじんわりとしてて、、言葉に表せない感覚。
でも何か気持ちいい。。その時頭の中でエヴァの魂のルフランがずっと流れていた。
キザっぽく言えば大地に還るって感じだろうか。
キザっぽく言えば大地に還るって感じだろうか。
顔に潮風と耳に波の音が聞えてきて、贅沢で至福の時間でした。
そして温泉の後は、宿の女将さんに勧められて、開聞岳の夕焼けを見にドライブ。
富士山の方が大きいし、有名だけど、開聞岳だって負けてないくらい綺麗だった。
(⇒②へ続く)
| 開聞岳 |
企画展「美術の冒険 国立国際美術館コレクション展」@茨城県近代美術館
最終日。
今回の展示、近現代の作品をおいしいトコロをつまみ食いする形で
バラエティ豊かな作品たちと出会うことができました。
モナリザに髭のマルセル・デュシャンの作品「L.H.O.O.Q.」初めて見るとやはり、
書いてある。髭が。。いや、本当にアートって何だろう。
ああ、でもみんな立ち止まってくすっと笑っている。こ、こういうことなのか・・・?(笑)
そして、一番気に入ったのが、アラヤー・ラートチャムルーンスックの作品。
The Two Planets Series by Araya Rasdjarmrearnsook-15 Mar to 29 Apr 2012 @ Museum Siam - LA FETE - French Thai Cultural Festival from LA FETE on Vimeo.
二つの惑星シリーズ。
ミレーの落穂拾いをタイの農家の奥様方(推測)が鑑賞している映像作品。
こう、ぱっと見ただけでもシュール。
彼女たちの顔は見えない。絵を見てぼそりぼそりと其々の印象が出てくる。
そして、そのうち名画を観ながらも自分たちの世間話を始める。例えばダンスパーティなんかの話を。
自分たち以外見ている人がいなかったので、ツボに入ったところはついつい笑ってしまった。
名画を前にどうでもいい話をしている。
でも、中には私たちみたいに手が荒れているのかな?みたいな一言があって、
ああ、こういう見方もあるのかと。
現代アートってわけわからないと言われることが多いけど、正解を求めてない。
観る人の自由ってことでいいんじゃないかと、今回の展示を通して思いました。
他の作品も観てみたいなあ
映画 『プロミストランド』 感想 @新宿武蔵野館
久々の更新。
さて、ちょうど先週ガス・ヴァンサント監督『プロミストランド』が上映開始したので、観てきました。
テーマが、アメリカで直面している「シェールガス」をめぐる社会問題。とまあ硬い。
難しそうなテーマなだけに?眼鏡率+中高年の方々が多かった。。(笑)
とっつきにくさはあるけれど、実際は、脚本がすごく作り込まれていて、
人間模様を通してこの問題の明暗を表現している。
内容としては、ある田舎町にエネルギー開発会社の営業としてマット・デイモン演ずる主人公が採掘権を交渉しにやってくる。
簡単に契約を結べるかと思いきや、、環境団体の青年、地元の博識者、等々壁が立ちはだかる・・・という話。
この映画のすごいところは、絶妙なバランスでそれぞれの立場の良い所と悪い所を抽出し、観客に「あなただったらどうする?」と問いかけてくる事だ。
それぞれの人間に守るものがある。事情を抱えている。そして生きていくためには
何を決断するか。どう行動するか。
前述したように、社会問題がテーマに挙げられてはいるけれども、
それに加えて、人生の中で大事なものは何なのか、考えさせられる映画でもあった。
お金、信条、家族、伝統、自然
結局他人(会社)に人生を預けてはいけないということです。
ROCK'IN JAPAN2014 報告
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| 8月2日@グラスステージ |
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| 湊やのハム焼きと酒 |
★追記:3枚目のメロンソーダは、揉んでから食べるのが上手く食べるコツだそうです!今週食べる方は参考にしてください!
本: 橋本治 『恋愛論』 恋愛なんてものはない
雷が来そうな空です。
休みというのに、特に予定もなく、
プールでひと泳ぎして帰ってきました。
小学生と同じスケジュール。。。
さてさて、先日買った橋本治の「恋愛論」。読み終えました。
元々1986年に講談社から発刊されているもの。
『若い時にも泣いたけど、いまでもやっぱり泣いてしまう。』
内容は主に講演で語ったことの書き起こし、ちょっとしたエッセイやら、漫画やら、
あとがきが3つも(!)収録されている笑。
論がつくので方法論的なものなのかと思ってしまったわけですが、
予想を裏切り、自身の青春時代の思い出、初恋をひたすら赤裸々に語るのです。
こちらが赤面してしまうくらいに。。
それだけではなく、要所要所でラディカルなその思考に惹きつけられます。
出版された当時は80年代ですが、現代の私たちが抱えている悩みに応えてくれています。
この本の中でも語られるように、今まで、自分も恋愛していない自分、できない自分は欠陥品なんだと頭の片隅で思い込んでたんです。
そんなことで悩んだことがないという人もいるかもしれません。
私がいつもつまずくのは、すでに結婚した先輩方々から、「20代のうちにいい人見つけとかないと売れ残る」という事を呪いの言葉のように受け取ってきたことで、
「いい人」をそもそも感知できない自分、客観的に「いい人」がいたとしても、
恋愛感情が湧かない自分にほとほと嫌気がさしていました。
でも、橋本氏は言い切ります。
「それは恋愛する理由がないからだと、別に今恋愛しなくてもいい人」だと。
そうだ、そうなんだよ。
ほんとうは、それだけで良いはずなのに、私たちは「恋愛をするべきだ」という社会の
流れに戸惑い、自信を無くしていくのです。
きっと、ただ独り身、恋愛をしていないというだけで肩身狭い思いをしている人って多いはずなんだけど、それを声にだして「助けて」とは叫べない。
Twitterで叫んだらネタにされ、Facebookでは皆憐れみの「いいね」を押してくれるかもしれない・・・けど
この本で「自分はこれでいいんだ!」というスタンスを獲得していただけれるのではないかと思います。まさに、Let it Go です。
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