映画 『プロミストランド』 感想 @新宿武蔵野館
久々の更新。
さて、ちょうど先週ガス・ヴァンサント監督『プロミストランド』が上映開始したので、観てきました。
テーマが、アメリカで直面している「シェールガス」をめぐる社会問題。とまあ硬い。
難しそうなテーマなだけに?眼鏡率+中高年の方々が多かった。。(笑)
とっつきにくさはあるけれど、実際は、脚本がすごく作り込まれていて、
人間模様を通してこの問題の明暗を表現している。
内容としては、ある田舎町にエネルギー開発会社の営業としてマット・デイモン演ずる主人公が採掘権を交渉しにやってくる。
簡単に契約を結べるかと思いきや、、環境団体の青年、地元の博識者、等々壁が立ちはだかる・・・という話。
この映画のすごいところは、絶妙なバランスでそれぞれの立場の良い所と悪い所を抽出し、観客に「あなただったらどうする?」と問いかけてくる事だ。
それぞれの人間に守るものがある。事情を抱えている。そして生きていくためには
何を決断するか。どう行動するか。
前述したように、社会問題がテーマに挙げられてはいるけれども、
それに加えて、人生の中で大事なものは何なのか、考えさせられる映画でもあった。
お金、信条、家族、伝統、自然
結局他人(会社)に人生を預けてはいけないということです。
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