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映画 『あの頃ペニー・レインと』 感想

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今更かもしれないが、ずっと気になってて観ていなかった映画の一つである。

なぜ観ていなかったかというと、パッケージの裏には女、ドラッグ・・・云々あらすじが書いてあって、何となく怖そうなイメージがあったのだ。

自他ともに認めるビビりである。


ドラッグと聞くだけで私の中では『限りなく透明に近いブルー』なのだ。


でも、何となく毎日が単調でつまらなくてむしゃくしゃしてたのでえいやっと観てみた。




面白かった。


監督・脚本・製作キャメロン・クロウ
監督自らの実話に基づいているというのだから、何ともドラマティックな人生を歩んでいるのかと驚いた。

15歳のウィリアムは厳格な母親の下で言うことを聞く「いい子」として育てられた。ある日、姉の置いていったレコードを聴き音楽に目覚めてしまった。
音楽にのめり込むうち、彼は「ローリングストーンズ」誌の記者に抜擢され、
人気急上昇中のバンド・スティルウォーターのツアーに密着取材することになった。
そこでグルーピーのペニー・レインと出会い、恋に落ちる。
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 映画の中で一番好きになってしまった人物。ウィリアムの姉、アニタ。
CAになる夢を追いかけ、母親に反抗して家を出る事にしたわけですが・・・



「自由はベッドの下にあるわよ」



そう言い残して弟にバック一杯に詰め込んだロックレコードを託すのである。
めちゃくちゃカッコいい姉。

つーか、エロ本とかじゃなくて良かった。レコードで良かった。

そして、ロックジャーナリストとして歩みだすウィリアム。
奔放なペニーに翻弄されハマっていってしまう過程がとても切なくて
好きになってしまったらもう何してもしょうがないんだよなあと。

ペニーも自分の立場を分かったような余裕さを持っていたけれど、
最後は仮面がぽろぽろとはがれていって人間的な部分が見えて
ペニーも一端の女の子で良かった!とほろり。

終始サントラがかっこよかったので、探しに行こう。

観終わった後は爽やかな青春ムービーでした。



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