リバーサイドモーテル

北関東の片田舎から東京へ再上京 本・映画・アート・陶芸諸々・・・

映画 『滝を見に行く』 おばちゃんサバイバー

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『滝を見に行く』

新宿武蔵野館で観てきました。今日(1月10日~)からは新宿シネマートで上映開始ですね。

ほぼ日の記事を見て面白そうだと思って出かけました。


滝を見に行くツアーに参加した7人のおばちゃんたち。
ひょんなことから山で迷子になり、野宿をすることに。。。


この映画の見所はほぼ素人の方を使っているところ。
其々が色々な趣味や特技を持ち合わせて遭難を乗り越えていくところが面白かった。

映画観ているって感覚よりちょっとドキュメンタリーに近い感覚。
おかしみって人の予想できない素の部分にあると思う。
無意識の造作にその人の個性が表れてくるんだなと。


根岸さん(写真の右から2番目)大人しそうに見えて7人の中で1番根性座っている。

「根岸さん、タダ者じゃないわね」と言われるほどに。

家帰ってゴロゴロしている母親を見て。

なぜか大学のインカレバスケを見ながら
「今、急に3点入っちゃったんだけど、故障かな?」

と3ポイントシュートを知らずに見てて

おばちゃんという生き物は観察していると本当に面白い。



『南国料理人』の沖田修一監督という事であのゆるさが好きな人は好みの映画だと思います。

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映画 『天才スピヴェット』 不器用な家族の愛し方がいとおしい

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あけましておめでとうございます。
去年は実家に戻って来て、1年間どう過ごそうと思ったときに、ブログに日々の感じたことを記録しておきたいと思って始めた訳です。自己満ですが。。

今年の目標はもう少し読みたい本と、観たい映画を観てアウトプットする。あと陶芸もやる!という事で更新頑張ります。

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天才スピヴェット

先日駆け込みで都内の銀座シネスイッチにて観てきました。

都内は11月から封切だったので、年末で終わってしまったところが多いみたいですが。。
なんと、わが地元、茨城で2月に上映予定ということで、また観る機会ができてうれしい。

主人公スピヴェットは、モンタナ州の牧場で、カウボーイの父、昆虫研究家の母、女優を夢見る姉、根っからカウボーイで父自慢の双子の弟と一緒に暮らしていた。

ある日自分の考案した発明品が権威ある賞をもらい、スピヴェットは授賞式に出席するために一人でアメリカ横断の旅にでる。しかし、その旅には深い理由が。。。


アメリは観ていないのですが、ジャン・ピエール=ジュネ監督の新作ということで。

3Dを使ってのコミカルな演出や、旅の中で出会う美しい自然をダイナミックに魅せていました。
科学的な説明を画で表現することで、シュールさが生まれて面白かった。
この監督の持ち味なんだろうか。。。アメリも今更感ハンパないけれど観てみよう。


さて、率直な感想としては、主役のカイル・キャトレット君ありきの映画でした!

彼の純真と聡明さが表情の中に臆病さも見え隠れして、素晴らしい演技。

旅の道中、トレーラーハウスの中で初めて食べるホットドッグ、
一人で食べて眠る姿に涙が。

特に印象的だったのが、
お母さんの日記帳を読んで孤独の中で近すぎで分からなかった愛情に気づくシーン。

スピヴェットが受賞後、お母さんと再会した後に
「子供がいなくなって正気でいられる親なんていない」というような事を言っていて
救われた気持ちになった。


ぜひ、3Dで観てみてください。



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